(いわゆる理系に対する)僕の偏見。
日々書いているブログからも垣間見ることができると思いますが、僕の考えは偏見に満ちています。そして極端なのが、理系の人は真面目だ。という偏見です。
僕は経済を学んだので、一応文系というジャンルになります。ここでは学生時代に何を学んだのか、どのような教科の勉強が得意だったのかによって、文系・理系というジャンルに区分することができます。そして彼は理系です。
彼と付き合うようになってから初めて知ったのですが、理系は僕が思っているよりもずっと忙しいということです。
僕が大学4年生の時には、アルバイトに精を出しました。つまり学校などはほとんどおまけのような場所だったのです。そのとき、大学の理系といわれる友人たちは、とても忙しそうにしていました。やれ研究だと。やれ大学院に行くための勉強だと。
制度として、通常大学4年生は単位の取得がかなり終わっていることがほとんどなので、学校に毎日行く必要も無いほど、学校とは希薄になることも多いのです。
しかし彼は4年生になって、単位の取得が終わっても毎日学校にいって、研究をしています。学会などの準備もあるようですし、教科書や論文を読むことも多いようです。給料がでないだけで、学校の職員なのではないかと思うほど拘束もされています。
僕が大学生だったこおろ、アルバイトなどを通して知り合う理系の友人はずいぶん真面目で合理的だなぁと思っていました。
僕は自分の仕事遂行能力よりも、仕事の上でのコミュニケーション能力で成果をあげる方です。これはアルバイトの頃もそうでしたし、今となっても大きく変わっていません。そんな僕なので、理系の人たちというのは仕事の遂行能力で結果を出そうとする人が多く、僕のようなタイプとは交わることが少なかったのです。
ミスがあっても、理系の人は「あぁ自分が悪い。もっと注意しなければ」と考えるのに、文系は(というよりも僕は)「そのようなミスが起こる仕組みが悪い」と考える場合が多いのではないかと。もちろん極端な例ですが。
彼とつきあってから僕の偏見はある意味で正しかったのかなぁと思っています。もちろん全員がそうだとはいいません。言いませんが、中にはドがつくほどの真面目な人がその中には混ざっているのではないかと。
もちろんそのような偏見は、なんらメリットは生みません。しかし、僕はその偏見のおかげで、今の彼と付き合うことが出来ました。(おとなしくて静かな人と僕は付き合いたかったのです)だから僕はこの彼と知り合うことのできた偏見を、これからも大切に心の奥に閉まっておきたいと思います。
※ちなみに僕が考える理系の性格というのは、細かい事に気がつく、コミュニケーションの方法がやや違う、考え方が合理的、発想がマジメ。等でしょうか。たとえば割り勘をするときに、1円単位で計算するとかそんな印象です。