できた彼。
先日の料理に関する記事で「できた彼」だというコメントを貰った。そしてオレはそれを否定などできず、「そのとおりです。オレにはもったいないほどできた彼です」と言わなければならない。
※本記事については不快になる要素を含んでいます
まずは最初に書いておきたい。この記事はノロケと誤読される可能性がある。しかしオレは他の記事と同様にオレの考えだし主張である。まちがってもノロケなどとは理解しないでほしい。繰り返しますが他の記事と同様にオレの一方的な暴論です。
知り合ったとき、彼の魅力を強く感じたことはあまりなかった。彼はネガティブでコンプレックスが多いような印象だった。それらはすべて自己に向いていて、性格は変えられない、コンプレックスは克服できないからコンプレックスだという感じであった。発する言葉も少なく、感情があまり表に出てこない彼を魅力に感じるのは正直なところ難しかった。
しかし彼は変わった。本当に大きく変わった。俺はオレにとって魅力になるように彼にアドバイスというか、お願いというか、指示というか、細かく指摘をしていた。もともと変に細かいオレなので、彼は大変だったと思う。しかし彼はそれを受け入れてくれた。そしてどんどんと変化した。
料理もそうだし、それ以外のかなりがそう。だからオレは不安になる。今までは(表現は悪いが)市場での彼の価値は低いと思っていた。うぬぼれるわけじゃないけど、相対的な要素で安心していたのも事実である。
ところが今。今は本当に市場において魅力的だ。年齢もそう。考え方や性格もそう。料理だってすごいアピールポイントだと思うし、おしゃれだし。少し前は、今となって振り返ると子供っぽい顔つきだったけど、今では大人っぽい顔つきに変化してきた。老け顔と今までは言われていたかもしれないが、今はいい意味で相応な顔つきをしているように思う。
加齢とともに市場での価値が落ち続ける俺なので、それを相対的に価値の低下を補うように彼を大切にしなければいけない。オレのために魅力的になれよ!慢心なんだけどそう思っていたが、いつの間にか彼は独立できるほどまでの実力を身につけてしまった。今はいつ捨てられるのかと日々恐怖なのである。
できた彼なのにできてないオレですいません。