過去の日常

ゲイ・バイとして過去のまとめ。30代の悩み。考え。日記。30代のカップルです。

女性お断り、を掲げる人々

   

ゲイの世界は変なところで非常にデリケートである。その代表が「女性お断り」だろう。こちらがコミュニケーションをコントロールできる場合、例えばSNSだったりこのアメブロもある程度そう、ゲイのプロフィールに書いてあるのが、「ゲイに理解ある方~」と「男性のみ」という注意である。さすがに男性に限定している人というのは少ないが、それでも多少は存在する。

新宿に飲みに行くと、女性禁止の店は意外と多い。その理由を聞くと、一部のお客さんが気にするからということらしいのだ。

正直なところ、オレにはこれが全く理解できない。SNSであれば無視すればいいだけだし、お店では別に交流する事など無い。にもかかわらず、わざわざ禁止されているのである。
「みんな楽しく交流しよう」などというつもりも無いのだが、排除するほどまでの理由が存在しうるのか、疑問に思うことも事実である。それにオレに置き換えて考えると、女の子いたって楽しーじゃん!と。オカマさんと女性との会話は非常に面白い。

しかしもし禁止するとすれば、なんとなく思いつくことがある。それは「首を突っ込んでこないでください」ということだと思う。興味というのは聞き手本人の経験を豊かにする大変素晴らしいことである。しかしそれはあくまで本人主体であり、教えてあげるゲイ側にはなんらメリットがない。そしてゲイという男性特有の社会に女性が入り込むのは、ゲイ側からすればメリットはまったくない。性的な対象になるわけでもないし、そういう意味で友人関係が広がるのかもわからない。色々答えてあげても知識がつきましたか。よかったですね。ではごきげんよう。というだけである。

お酒の席で酔った勢いで根堀葉堀聞かれたらたまったもんではない。もし女性の入店を禁止するのであれば、それぐらいかなぁと思うのである。

もし他に理由があるとすれば・・オレは何とも思わないので非常に難しいのだが、女性の楽しみ方と男性の楽しみ方は違うように感じる。また、仕方のないことだが狭いスペースで、女性の甲高い声でキャピキャピされると確かにゲイの世界では耳障りと感じる事はあるかもしれない

しかし実際には、女性のことを気にするとか落ち着いて飲めないとか、ゲイバーに来てまで女性と・・・などという意味のよくわからない理由で女性が禁止されているのを見ると、オレはどうにも納得できない気持ちである。
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