過去の日常

ゲイ・バイとして過去のまとめ。30代の悩み。考え。日記。30代のカップルです。

クレームの話。

   

普段なるべくゲイに関連する話題を取り上げるように意識している。他のことを主張したいのであれば、しかるべき場所・方法があると考えているからである。
さて今回の話題。正直な所あまりゲイの話題ではない。しかし彼とオレとの対比で浮かび上がってくる話ということもあり、あえて書きたいと思う。

クレームをオレはあまり言わない。しかし全く言わない訳ではない。彼は言わない。全く言わない。何があっても(ひょっとしたらお金だけ払って商品が来なくても)クレームを言わないのでは無いかと思うほどである。
別に彼の事だからオレはどうでもいい。クレームをすることによって、相手も自分もイヤな思いをするのなら、それを避けようとする気持ちは非常によく分かる。

俺の話。オレはミスだけではクレームは言わない。しかし指摘はする。「すいません」「申し訳ないのですが」「ごめんなさい」そのような言葉を最初に付け、問題と思う箇所を指摘するのである。もちろん非常に丁寧だし怒っているようなそぶりは見せていないと思う。もちろん実際にはまったく怒っていないし。大抵はそれで解決することが多い。当たり前の事である。

しかしオレはハズレが多いのか、その後に信じられないような言葉が続く事がよくある。

例えば、ラーメンにご飯粒が入っていたことがある。「スイマセン、このラーメンにご飯が入ってるんですけど」そのように伝えた。相手は謝るのかと思いきや「あっ。大丈夫ですよ」と言ってきたのである。このように信じられないことが多々ある。

ちょっと前に旅行に行ったときの話である。居酒屋で食事とお酒を楽しみお会計になった。一度お会計を済ませたのだが、どうも感覚的に高い気がするのでレシートを見直してみた。
オレはビールしか飲まないし、彼も梅酒など限られた種類を少し飲む程度である。そして伝票を見ると、そこにはまったく注文していないカルアミルクだったりカシスウーロンなどが記載されているのである。

そこでもちろん最初なので、「スイマセン。どうも注文してないのが入っているようでひょっとしたら他の方の会計と間違えたようなのですが・・・」と。
「○○のテーブルですよね。それでしたら合っているはずです」と店員さん。
「分かりました。それじゃ伝票にミスがあるので正しい伝票に修正して頂けますか。さすがにちょっとめちゃくちゃなんで正しいものに修正して欲しいのですが」とオレは要求した。

「少々お待ちください」そのように言われ待つこと10分ほど。「スイマセン。合っているはずです。間違っているのなら(何が間違いか)分かりません」と。いやいやちょっと待ってくれという話である。じゃあオレが何も食べていないと言ったらタダになるというのか。

間違えることによって損をするのはお店であるべきだ。お客が損をするのはどう考えてもおかしい。人の財布から勝手にお金を取るな。オレの好きな言葉である。

そしてオレは彼に聞くのだ。「今回のはお店が絶対おかしいでしょ?」と。彼は「ちょっとぐらいいーじゃん。我慢しない “かお” が悪い。」そうだ。このような件に関してオレには味方がいない。それでも自分が正しいと信じていることは、たとえ一人で孤独でも戦い続けたいと考えている。
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