バックが絶対だという主張

バック(アナルセックス)ができないなら、最初からそう言って欲しい。そのような意見を聞きました。
話を詳しく聞くと、性的な関係になったときにそれができないのは大いに困るという話で、物足りないとか、やっぱりバックができた方が気持ちいいから。そのように言っていました。
なるほど。確かにその考え意見は非常によく分かります。相手がそれができるのであれば、大いにしたいと思う行為ですし、その期待がある中で、直前になってできないと言われたときのショックは相当な物だと思います。
そこまでハッキリと主張するのは、なかなか勇気のいることだとは思いますが、だからこそそこまで重要視しているということだとも思いました。
僕などはバックを理由に仲良くなるチャンスを失ってしまうのは、もったいない事だと思っています。しかしそういった意見を持っている人たちは、そもそもバックができなければそこまで仲良くなれないよ。という意見でしょうし、それ自体は非常によく分かります。
さて、そのような主張を聞いたとき、僕はある意味ではとてもうらやましく思いました。
僕の意見、考え方では、バックはあまり重要視していませんでした。もちろんできた方がいいけども、できなくても仕方ないかな。と、そのように考えていたのです。
と同時に、できる人を見つけて、その人とすればいいや。きっと僕ならそのように考えます。
最初に挙げた友人は、できないなら先に言って欲しいというのは、それなら、できる他の人を探すという意味でしょう。その人ととりあえず仲良くなって、さらにできる他の人を探すわけでは無いようです。
つまり裏を返せば、ちゃんと一人に絞っているという話しでもあります。
これはとても大切な事だと思いました。友人もこれから仲良くなろうとしている人も、現在の自分の立場を表明することによって、変なトラブルが生じなくなります。
僕のような考え方だと、せっかく仲良くなっても他の方向を向くことになりかねないため、それは決して良いことだとは思いません。
だから、最初に聞いた時にはちょっと乱暴な意見だなーと思ったんですが、ちょっと考えてみたら、しっかりと責任のある考え方・主張なのでは無いかと思うようになりました。