チラシ配りとティッシュ。

彼は、ティッシュを欲しがる。僕は道ばたで配っている広告の一切は、面倒な事になることが多いと思っているので、まずまず受け取らない。
しかも彼は、一度そうやって立ち止まらせられるような「何か」があると、いちいち説明を聞くから問題が大きい。
確かにポケットティッシュを配っているのは、とてもすばらしいことだと思う。僕自身は自分でティッシュを買うなんて事はまずまずあり得ないと思っている。だけど広告で配っているそれが、鞄の中に常備されていることも多い。そして滅多にもらわない僕は、もらいやすいシチュエーション、、、例えばそれはほとんどが風俗、、キャバクラなどのティッシュ、、、であることが多く、それを使う場面によっては微妙に恥ずかしい思いをするのです。
最近、広告を配っている人たちはその効果を高めるためだと思いますが、すぐに話しかけてきます。こちらはティッシュが欲しいだけだし、ティッシュじゃ無かったときは、ゴミを受け取ったという後悔があるのにもかかわらず、先方はお構いなしに話しかけてきます。
「簡単なアンケートにご一緒にお答えいただくと豪華なプレゼントが・・・」といいった具合。彼は律儀にそれに対して応対するので、ティッシュごときで立ち止まるほどのことか?っていう感じになるのです。
前の話ですが、ティッシュを配っており、それを彼は受け取りました。すると、アンケートに・・・と始まったのです。彼はいちいち話しを聞こうとするので、「何してんの?早くいくよ」といって、半ば強引に立ち止まることをやめさせないといけません。確かこのときは、家庭に置く浄水器の件だったと思います。
続いて、コンタクト系のチラシを彼は受け取りました。このときは、ティッシュだと思って受け取ったら単なるチラシだったのです。
そしてチラシ配りの人は、受け取った彼を見て「すぐにお店に行かれますか?」と聞いてきたのです。特にそのまま通り過ぎても、結構しつこく「あのー?このまま店に行かれるんですよね?」という具合でした。
このときは、「あーすいません。チラシ返すんで大丈夫です」と答えました。
彼らは、店に誘導することによってインセンティブが発生しているのでしょうか?不思議に思いました。
買い物しているときも油断できません。
家電を購入する事になって、彼は「カード使えますか?」そのように店員さんに聞いたのです。すると店員さんは、まってましたとばかりに、「通常のクレジットカードではポイントが ~ なんですが、当店のカード・・・」となったのです。「現金でいいから早く会計お願いでいませんか?」話しを遮ってそのように伝えました。
僕は職業がらなのか、勧誘するのもされるのも苦手です。いいものだと信じて紹介してくれている場合もあれば、インセンティブに従っているだけの場合もあると思います。別にそれはいいのです。ただ、やっぱり断ることがハッキリしているそれらについて、勧誘→お断りというプロセスはどうにも避けたいように思います。