遠距離恋愛に思うこと。

遠距離恋愛について、個人的にはあまりポジティブな感情を持っていない。と、そんなことを書くと、また「うまくいっている例もあるのに、なにまた一方的なことを。」なんて言われてしまいそうだけど。
彼もそこについては、同じように考えているみたい。「遠距離なんて絶対無理」そのように言っていた。(もちろん彼が会話の中で適当に言っていることなので、それがどの程度無理なのかは推し量るしかないのですが)
ちなみに、この発言があると、彼は就職で都内にとどまることが、確率として非常に低く、県外に出ることも十分以上にあり得るので、実際に遠距離になる可能性を考慮するととても心配なのです。
遠距離がうまくいかない可能性をはらむのは、どういうことなのだろうか。僕はネガティブな感情を持ちつつも、何かこれ!といった理由で厳しいという意見を持てていない。
例えば、何をしているか分からない・わかりにくいというのは、一つの考え方としてはあり得る。出会いをしていたり、飲み屋などでの交流を通じてきわどい行動があっても、それには気づきにくい。
活動している場所が近ければ、例えば東京なら新宿とか。そういうことで必ず誰かの目に触れ、それは気づかれることにつながるし、それが抑止になる可能性はある。
誰かと交流したいと思うことも、そもそも近くに恋人がいないからかもしれない。
会いたいと思う時に、会えないということもあると思う。片道で1万かかるような場所だったとき。会いに行くのに数時間かかるとき。会いたい・会わなければというときに、つらいのではないか。
会わない状態の継続というのは、恋愛に対する感情を変えてしまう可能性がある。やっぱり定期的に会うことによって、愛のメーターは変化するのではないか。会わなければ枯渇の危険がある。
そしてなによりも、つらい。会えないのはやっぱりつらいように思う。
その考えが、「じゃあ恋愛を終わりにすれば、この会えないつらさからは解放される」という流れになる可能性は否定できない。
もちろん遠距離が成立している数多くの例もある。だから必ずしも厳しい結果になるとは限らない。限らないんだけど、やっぱり乗り越えるべき壁も多いのではないかと僕は考えてしまうのである。
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