友人にカミングアウトをしました。 その2

僕はカミングアウトに対する考え方をその1からその3に分けて記事を書きました。 2011-07-02 ごろの記事です。
今回該当するのは、この中でもその3の部分。友人に対するカミングアウトです。
以前書いた記事では、友人に対しては「伝える・伝えない」という考え方ではなくて、「伝えてもいい」と考えているということを書いた。
事実今でもそれは変わらず、友人たちに対しては相変わらず伝えてもいいというスタンスである。しかし何人かの友人に対しては、「伝える」とか、「伝えたい」と考えている。今回カミングアウトしたのはその友人。
僕は伝えなければならないと考えている友人が3人いる。一人は大学の頃からの男性の友人。僕と同い年である。
もう一人が、新卒で就職した会社の同期の女性。これも同い年である。そしてもう一人が、今回カミングアウトした、取引先で知り合って親しくなった女性の友人である。こちらもたぶん同い年。
順番としては、同期・今回の友人・学生時代の友人の順番を考えていた。特に大きな理由は無いけど、ちょっと色々思うところがあるんです。
あまり頻度は多くないかもしれないが、定期的にお酒を飲んでいる。僕はビールが好きで日本酒も好き。彼女は、日本酒が大好き。そしてただ好きじゃなくて、かなり極めているようでもある。だから日本酒を飲みましょうということで、今回一緒に飲みに行った。
カミングアウトとは関係無い話だけど、彼女は非常にお酒がつよい。僕は日本酒を小さいコップで4杯ぐらい飲んだら結構酔っぱらった。おそらく2合ぐらいの量だと思うが・・。彼女は8杯ぐらいは飲んでたのではないだろうか。そしてケロリとしていた。
言おうと決意してから最初の飲みだったので、どのようなタイミングで切り出すのか迷う。妹の時もそうだったけど、話をどうやって切り出していいのかすごく迷ってしまう。
結局1件目のお店はそんな雰囲気でも無かったので、2件目のお店に。
そこで、色々な雑談をしている中で「実は言っておきたいことがあるんです」と言って切り出した。
なんでしょうか。と、相手の顔には?マークが浮かんでいる。
そこで昨日の記事で少し触れた感じで伝えたのである。
「彼女はいませんが恋人がいます。ようするに彼氏・・・恋人は男なんです。」と言ったのである。友人はそうなんだー。とあっさりとそれを受け入れてくれた。
そして、やっぱりというか、友人は僕に言う。「どんな彼氏なんですか。」と。そして僕は、まったく同じことを友人に言うときに、説明はいいからまず画像!そう言うのである。しかし僕は見せるための彼の写真を持っていないのであった。
妹は同じ状況になったときに、ゲイタンバーに来てくれたので問題は無かった。その友人も、何かそういうイベントの時に会えればいいんだけど、おそらくなかなかそうもいかないだろう。何かのタイミングで彼を連れ出さねばならない。
一応今まで何人かの人に伝えたが、特に問題は起きていないし、今まで通りである。これならカミングアウトには万人にお勧めしていいのかもしれないとちょっと考え始めている。
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