出会い方でのジンクス。

出会いの方法を聞いたときに、もしくは自分自身の体験談として、妙なジンクスを信じている人が少なからずいる。
例えば性的なことから入った恋愛はダメとか。画像交換するまでは素っ気なかったのに、交換してから突然ガツガツするような人はダメとか。
出会ってすぐに性的なことをすると続かないとか。
とにかく色々なジンクスが存在している。
僕自身はこのジンクスは全くアテにしていない。
もちろんいくつかの興味深い事実がそこには含まれているので無意味なジンクスと混同しがちでもある。しかしそこは別々に考えなければならない。
僕がもし、お酒を飲めない人と付き合いたいと思っていたとする。このとき、もし恋人候補の人と居酒屋で知り合った場合、飲めない人である可能性は少ない。また飲めない人というのを、お酒を飲まず、さらに飲み屋にも行かない人と定義していたとすれば、さらに遠くなる。
これは単純にセグメントの問題で、このことからもし居酒屋で知り合った人とはうまくいかない。というジンクスのような気持ちを抱いたとしても、それはジンクスと言うよりも、もはや経験上のことだろう。
完全なジンクスを信じている場合。例えばそれは会ってから○回以上会ってからじゃないと家に呼ばないとか。しかもそれを破ると、続かないというような考え。この場合について、僕は全く持ってナンセンスだと考えている。
この場合、単純で非常に大きな事実が一つだけ隠れている。要するに1回目で家に呼んで、例えば性的なことをして、すぐに終わったとする。これは1回ヤったら終わり。ということを示唆しているのである。10回会ってようが、100回会ってようが、1回ヤったら終わりなことは変わらない。1回を済ませるために10回会ってその間は大切にしてもらいたい。というのなら話は別であるが、長期的な関係を作るためにこのような考えをしているのであれば、根本的に間違っているように思う。
交換をきっかけとするのもそう。もちろん画像交換をきっかけとして、モチベーションがアップしたりダウンするのは事実である。これはもう容姿についてさんざんブログでも書いてきたことである。しかしタイプだとすれば別にそういう行動は問題ないだろうし、タイプじゃない人と早い時期に疎遠になるのはとても大切なことである。これも性的なことと近いが、会うまでに1日だろうが100日だろうが、1回会って顔を見たら、タイプの判定は絶対することになる。画像交換をせずに会って結果的に続いた恋愛の場合、画像交換をしていても続いただけのことである。その逆もそう。
もちろん全員がそうではなく、性格重視だから顔は気にしない=写真の交換はしない。ということはあり得る。だってゲイは身体重視の人はやっぱり顔画像はいらないみたいだし、アソコの大きさ重視の人だってそう。:P
と、この話を書くときには、自分自身のことを振り返らなければならない。
僕は今の彼と会うときに、画像の交換はしていなかった。そもそも恋人を探すつもりでは無かったというのが一番の理由である。・・・ちなみに会う直前に交換した印象は可もなく不可も無し。
もし早い段階で画像交換していても、今の状態になることに大きな変動要因とはなり得ないのではないかと考えている。
さらに彼も似たようなことを考えていた。僕は今も基本的な考え方は変わってないが、上記の通りどうせすることになるなら、軽い性的なことも重たい性的なことも早いうちに済ませるべきだと考えている。
そうしないとかなり親密になってから身体の相性が悪かったなんてことになりかねないし。
ということで、結構最初のころから積極的にいったら明確に拒否されたことがある。そしてその理由を尋ねた。
僕「ダメだった?タイプじゃない感じ?」
彼「いや、そうじゃなくて、知り合ってまだあんまり会ってない状態ですると、長く続かないから」
というやりとりだったように記憶している。
もちろんこのときに、「何をいってるの。すぐにしても、そうじゃなくても、続く相手なら続くし、そうじゃない相手なら続かない。あなたは他人を見る目がないから、そういう判断基準をよりどころにするけど、俺はちゃんと相手を見る目がある。だから今キスとかしても別に長期的な関係の有無とは関係ない。そしてその判断基準がお互いに違ったときに、稚拙な方に合わせるのはおかしい」
というニュアンスの話をしたと思いますw