過去の日常

ゲイ・バイとして過去のまとめ。30代の悩み。考え。日記。30代のカップルです。

一つのことがダメだとすべてがダメになるという教訓。

   

ゲイタンカフェの日、三連休だったために僕は彼と旅行に行く計画を立てていた。正直なところ、これから年末にかけては、おそらく激務が予想され、その激務は毎年すごいことになっているので、今から心配なのである。
その前の旅行でもあるし、バイクで行けるのは今シーズンはおそらく最後。だからバイクで外出。とても大切な、そしてぎりぎりの日程だと僕は考えていた。

そしてその日はゲイタンカフェと同日なのである。究極の選択とまでは言わないにしても、どちらも大切なのは言うまでも無い。

もともとカフェでは幸いなことにお酒を飲まないので、バイクで参加し、そのまま旅行に行けばいいと僕は考えていた。場合によっては、彼は電車でカフェ行って二人乗りで目的地に向かってもいいだろう。

しかし当然といえばそうだが、彼はそれに難色を示した。彼は一緒に電車で行って、自宅にバイクを取りに戻ろうというのであった。

カフェに行くまでに1時間かかる。取りに戻ってから目的地に行ったのでは1時間以上のロスになる。

そして宿泊地も今考えれば問題があった。ペンションで食事付きなのである。ホテルでの宿泊であれば、チェックインを遅らせることは簡単にできる。しかしペンションで食事付きだと、夕食の時間というのが設定されている。

だから当然、カフェを切り上げなければならない時間というのが、逆算すれば出てくる。カフェに滞在する時間を長くするためには、最初に書いたように移動の時間を削らなければ、カフェに早い時間から参加するか、カフェを早々に切り上げるかのどちらかしかない。そしてカフェが13時から始まることはすでに決定している。

そして結局、カフェを早々に切り上げ、さらにペンションに少し遅れて(30分ぐらい)到着するということになった。僕としては判断の過ちが、どちらも中途半端になってしまったいい例だと思っている。
旅行ではケンカが起きやすいというのは過去にも書いたとおり。今回もあまりスムーズではなかったそれらの時間配分の結果、精神的には100%平穏というわけにはいかなくなってしまった。

時間に追われていると、一つ一つの行動に焦りなどが出てくる。それが次のミスへとつながるのはよくあること。だから僕はたとえどのような何かがあっても、基本的にそれが次の行動の判断につながらないように、すごく慎重に行動しているつもり。
と、そんなことを言いつつも、高速道路の降り口を間違えた。ちなみにこれは時間的に焦っていたことが原因というよりも、単純に道が分かりづらくて間違えたんだけど、それは言い訳と受け取られても仕方ないだろう。

※ちなみに、降り口を間違えたというよりも、高速道路の乗り換えに間違えました。通常、例えば東名高速から首都高に乗り換える時や、他の有料道路に乗り換えるとき、走行車線に気をつけていればそのまま乗り換えることが可能です。しかし小田原厚木道路については、一度降りてから乗り換える必要があり、出口で一度降りなければなりません。ということで、案内版を見ていても、それに気づきませんでした。

その結果として、なんでこんなに1分1秒を急いでいるときに道を間違えるのか。後ろを走ってたけど、あれで間違えるなんてあり得ない。そういう趣旨の発言がある。

僕はさんざんブログで口うるさく書いているが、ミスを責めるこはしない。ミスはそれに悪意が無い限り、運用や仕組みの問題だと考えているから。しかし彼は常識に基づく判断を重視しており、今回のミスは常識としてあり得ないということなのだと言う。
「間違えないように気をつけよう」そのように思うが、自身としてミスをした自覚がないのだから、どうにも難しい。

そして帰りも。帰りは高速道路で向かう方面を間違えた。降りるときのミスは、ナビの音声を無効にしており、「音声に従わなかったことが原因」だと一応改善点を考えた。そしてそれは彼もナビの音声案内を聞くべきだということを言っていた。
そして帰り。音声の案内に従っていたら、向かう方面を間違えた。結果的にすぐに気づいて降りたので100円~200円前後の損失で済んだが、それでもやっぱり時間も金銭も無駄な、そして絶対に間違えようのない道になっているのに、なぜ間違えるのか。ということらしい。

もし僕自身が反省することがあるならば、一つは時間に余裕を持つべきだということ。そもそも普通のホテルに宿泊しておけば、いくら遅れても大丈夫だったはずだし。ペンションならもっと近場にしておけばよかっただけの話である。そこまで考えを巡らせられなかったのは完全に僕の責任である。

それからもう一つ。ツーリングは行かない方がいいのではないかということ。どうしても二人でのツーリングは、僕のミスが彼にも影響を与える。二人乗りであれば、彼には実質的な影響は与えないが、2台で行くからどうしても実害を与えてしまう。
そして僕はミスはほとんど気にしないが、彼はミスにもだいぶ気を遣う。僕が前を走るのに、僕がミスを気にしないというペアは絶対に相性が悪いと思う。彼が前ならいいのかもしれない。そもそもミスが起きないように慎重にするだろうし、万が一ミスが起きても、僕は全く気にしないし。

しかもそれが現実にうまくいっている先例がある。それがスキーや電車等の交通機関を使う旅行である。
スキーは、彼が主導で色々決定している。僕はそれに従うだけである。ミスはほとんど起きないし、もしミスが起きても、僕はまったく気にしない。今まで何度となくスキーをしたがそれで問題が無かった。問題を含んでいる可能性さえ考えたことも無かった。
旅行もそう。交通機関を使って行く旅行は、基本的に彼が主導で、そして今まで問題はほとんど起きなかった。

しかしバイクが問題。バイクは前回のトラブルの時もそうだった。そのときは僕が彼に運転の乱暴さを指摘して険悪になった。今回は僕が道を間違えて。

バイクごときで二人の関係が崩れるとはみじんも思わない。しかし大きなトラブルに発展する前に、小さなトラブルで食い止めることは非常に重要だと思う。幸い今のところは、バイクというアイテムさえ無ければすべてが順調である。バイクがあるから悪いのだ。もしバイクを持っているせいでそのようなことが起こるなら、僕は当然彼との継続を優先する、だからいつでも処分する考えだ。

これがネガティブなことに読み取れるかもしれない。しかしそうではないと僕は考える。
バイクというアイテムがあったおかげで、ミスに関する彼の強い気持ちを知ることができたし、計画を立てそれを徹底して実現するという彼の性格の一面も知ることができた。さらにそれが、大枠だけを考えておき臨機応変に、というよりも適当な感じで枠組みの中で自由に行うという僕の行動とは相性が悪いことも知った。

そして個別に考えるとその行動様式は相性が悪いが、行動や決定においては僕が彼に従属的に従うことは、とても相性がいいことも分かった。

何年も一緒に過ごしても分からないことは無数にある。でもだからこそ、こうやって小さなトラブルの中から、大きな教訓を得られることに、得られたこと、それを生かすことが重要だと思っている。

とりあえず今シーズンはもうバイクでの遠出は寒くてできないでしょうから、来シーズンにどうなるかですね。
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※次は10/15(土) チキチキ♥ゲイタン体育祭 を行います。
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