過去の日常

ゲイ・バイとして過去のまとめ。30代の悩み。考え。日記。30代のカップルです。

夢と目標のこと。

   

僕の交流の中では、社会人と学生が多い。社会人は社会人の悩み、学生は学生の悩みというのがそれぞれある。
僕も学生の頃は、ありがちで一生を大きく左右するような不安を目前に控え、すごく色々なことに悩んだ。もちろんそれは就職のことだったり、恋愛だったり、学校だったり、友人だったり、、、わざわざ宣言するまでもなく、たくさん悩んだ。

そして当然今でも社会人としての悩み。加齢のことだったり仕事だったり将来だったり、健康だったり。おそらくこれも、社会人としてのというよりも30代としての標準的な悩みなんだと思う。

夢というのがあるだろうか。僕は昔も今も、あまり大きな夢というのを持ったことが無い。現在の延長線で達成したいこと、、それを夢というのなら夢かもしれない。ただそれを自分では目標という言葉の方がしっくりくるように思う。

そして、夢、、、目標を振り返ったとき、僕は達成したのではないかと思っている。当時学生の頃には、パソコン関係の職に就きたいという目標があって、実際にそれは達成することができた。
もちろん当時はパソコン関係の職業の中でも、”開発・プログラマー” をするだろうと漠然と思っていたし、パソコンを利用する職業なら、普通の事務職、例えば経理とか、、になることも可能性としてはあり得る話でもあった。

しかし実際には、そのような僕自身の考えとは違い、結局はネットワーク系の仕事と、サポート関係の仕事をしている。しかしそれでも、描いていた具体的な仕事とは違うかもしれないが、自分がつきたいと思っていた仕事に就くことができた。

そこで、自分の考えていた夢が叶った先には何があるのだろうか。

目標であれば、それを通過点とすることは簡単である。それは現状への不満からそのように考えるかもしれないし、目標が達成されると、必ず次のより大きな目標へチャレンジしたくなるものである。

しかし夢だとしたら。夢が叶った先には何があるというのか。なるべくその状態を維持するという努力だけだろうか。
僕自身が夢を持ったことが無いので、それがいまいちよく分からない。夢と目標というのは同一視していいのかもしれないし、ひょっとしたら夢というのは、もっと巨視的な何かかもしれないから、常に叶うということがないのかもしれない。

僕自身は、常に目標を持っている。といっても、別に大きな目標ではない。「なるべく怒らないようにする」とか、「無駄遣いをしない」とか、ほんとにそんな簡単なこと。
あとは仕事と年齢は重要な相関があると考えているので、今後3年~5年ぐらいで自分が進むべき道についての、ざっくりとした目標を携えているぐらい。もちろんその計画・目標は、年齢が進むにつれて修正されることも多い。
今までの僕の場合、必ず区切りとなるような大きな出来事があるので、そのときに目標が大幅に修正されることになる。

しかしその目標に向かって走り続けるのは、なんだかとても疲れることのような気もしないでもない。ぎりぎり達成できるか分からない目標を掲げて、それが何とか達成できたとしても、またすぐに次の大きなさらにずっと先の目標が出てきてしまう。性格だから仕方が無いにしても、一生これを繰り返すのだろうか。今の僕には全く分からない。

ある程度の年齢になると、上という意味での目標を持つことをやめ、維持という目標に変わるのかもしれない。

ただ少なくとも、僕自身が考えていた学生の頃の夢・目標と、今の夢・目標とは大きく意味が異なると考えている。そしてそれは、さらなる将来になると、また今の僕とは違う意味を持つことになるのだろうか。とても気になるところでもある。
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