光り輝くとき。

僕がこの世界で活動を始めてから、かれこれ10年近くが過ぎている。そしてとても幸せなことに、活動を始めた初期の頃から未だに友人関係が続いている人がいる。不思議なことに、続いている友人数名はだいたいが同年代である。
そして僕の考える、人生においてとても楽しいと考えられる期間の一つ、10代後半から20代半ばぐらいまでを一緒に過ごしていて、とても不思議な期間があるのではないかと最近思うようになった。
その人が、とても輝いているように見える時期があるということである。
しかしこの輝いている時期と、その人の生活の状況は必ずしも一致しない。光り輝いているような時期に、失恋することもあり得るだろうし、恋愛する気が起きないような時期と輝く時期が重なる可能性もある。
輝く時期が何回かくるのかは分からない。しかし連続した期間で1回は最低でもくるのではないだろうか。
もともとそのように思うに至ったのは彼を見ていてだった。当然彼とはもうそこそこの期間を一緒に過ごしているので、毎日に大きな変化は生じない。彼は毎日学校に行ってるし、休日は一緒に過ごすし。僕は毎日会社に行ってるし、あーでもないこーでもないって言ってるし、お酒を飲んでフラフラしている。
そんな代わり映えの無い日常の中で、ある期間、、、そしてそれは大変に短い期間、、、彼の雰囲気がガラリと変わった時期があった。本当にこれは不思議で、そのときはまるで他人のように感じられた。つきあい始めの新鮮な気持ちに戻ったような??
この時期は大変残念なことに1ヶ月ぐらいで過ぎ去ってしまった。雰囲気が変わったとき、ちょうど散髪をした時期と重なっていた。だから最初僕は、髪型が変わったから雰囲気も変わったのだろうと考えていた。しかしどうやらそうでもなさそう。
そして振り返ってみると、他の友人にも(ここまではっきり分からなくても)、輝く時期が生じるのではないかと思うようになった。
しかし不思議なのは、この輝く時期は勝手に輝くのであって、生活には一切の変化も生じないということである。せめて毎日が活力にあふれるなどのことがあればいいんですが。
ご意見等は kaokao.hihi [at] gmail.com までお願いします。
※10/9(日) ゲイタンバザールカフェ を行います。
参加希望の方はメールください