昔、僕は太っていました。

僕は彼と知り合ってから、急激に太りました。その時のことは「幸せ太り」という記事を書いて紹介しました。
太っていた頃、スーツを買いにいきました。なにもそれは、今までのスーツが履けなくなったとかでは無く、単純にそういう時期がきたからです。僕はスーツとかそういうのには無頓着なので、あまり気にしていません。ただやっぱり毎日履くので、どうしても痛みは早いのです。
僕は当然のことながら、オーダーで買うわけはなく、吊るしと呼ばれる、既製品を購入します。スソやウエストの部分を調整してもらうだけで購入できるので、お手軽ですし、なにより価格も安いのです。
今は細身のスーツが中心のようです。特に僕ぐらいの年齢であれば、パリっと細身のスーツを着こなし、身体のラインを出す。そういう考えのようです。僕も細身のスーツのほうが若々しい感じがするので、それがいいと思っていました。そして僕の身長などに合うサイズを探したのです。
身長を中心にさがすと、上着はまあいいのです。腕の丈などはちょうどいいですし、肩幅も僕が快適と思えるサイズになっています。
しかしウエスト。これがマズイのです。どう頑張っても入らない。店員さんに相談しながら、商品を選ぶのですが、当時は僕も太っていたので「こちらの商品ですと、目一杯調節しても、5cmぐらいです。」と。「5cm調整しすれば、ギリギリOKって感じかもしれないです」そのように言われてしまいました。
もちろん僕はこの時にはダイエットの固い決意をしていました。していましたが、この出来事はとても大きな衝撃を受けました。太っていることを実感するタイミングというのは意外に少なく、せいぜいお風呂に入っているときにかがむとおなかが出てくることぐらいでしょうか。当時の僕の体重であれば、裸で鏡の前に立ったとしても、そこまでひどい状態ではなかったと思います。
このスーツを購入して、最初の3ヶ月ぐらいは怖くて着ることが出来ませんでした。もしまだ着れなかったどうしよう、と。
結果・・・数ヶ月後にはちゃんと痩せたので着ることができるようになりました。
1年ぐらいが過ぎて、また新しいスーツを同じお店で購入することになりました。この時は、吊るしのスーツを選ぶだけで、ウエストの調整は必要ありませんでした。
僕はこの経験から、やっぱり太るのはとても恐ろしいことだと未だに恐怖しているのです。
と、この記事を書いたのは結構前のことです。最近はまた少しずつ太ってきたのでやっぱり恐怖しています。
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