酔いと性格。お酒が好きか飲みたいか。

お酒を飲むと性格が変わる。それはもちろん僕自身のことでもあるし、お酒を飲む大多数の人がそうだと思う。
僕自身はお酒は大好き。それは味として。最近はあまり積極的に家で一人では飲まないようにしているが、飲みたいと思う時も多いし、都度都度やっぱりおいしいと感じている。
そしてただ味わうだけで終わらないのがお酒。飲むと当然酔っぱらう。そしてそのときに性格の変化がある。
もちろん楽しくなる人もいれば、ネガティブになる人もいる。僕は僕の性格から、あまりネガティブになる人を知らない。泣き上戸という言葉もあるのだが、そういう人も知らない。本当にそういう人などいるのだろうか???
僕は楽しくなる。些細なことでも楽しくなる。あとは若干攻撃的になるのかもしれない。もともと意見が固定的であったり、口調が強いことと相まって、ひどいかもしれない。
僕の彼などは、もともとおとなしくて、酔っぱらってもおとなしい。若干ネガティブになることもあるけど、それもあまり感じない。酔っても怒らないし、本当にそのまま。
普段静かな人がお酒を飲むと豹変する場合がある。先日のゲイタンを通して知り合った人の中にもそういう人がいた。飲んでいない状態か、もしくはほとんど酔ってない状態で話をした。いくつかの話をしたときには、僕の質問に対してははっきりと答えてくれる。そういう会話の中で得た印象は、少しおとなしい人だな、と。
実際、大阪滞在中にした会話を通じてはすべてその印象であった。聞けばちゃんと返すけどそれまで。もちろんそれは全然イヤじゃないし、僕はそういうタイプの人が大好きなのはいまさらいうまでもない。
しかし少し多めにお酒を飲み始めて、徐々に性格の変化があった。最初のころは、上記の通り、静かで控えめであった。
しかしお酒が進むにつれて、徐々ににぎやかになってきたのである。非常に楽しそうでもあった。
積極的に話しかけてくるし、くだらないことでもいちいち話に食い込んでくる。
普段のおとなしい状態を知っている僕としてはとても驚きであった。
しかし、その状態も魅力的だと感じた。酔ったときにおとなしくなるよりも、酔って一緒に騒いだ方が絶対楽しいと思う。もちろん飲めなくて、そうならない人もいると思うが、それはそれで別にいい。ただし、やっぱりネガティブになるのだけは、せっかくの楽しさが半減してしまうように感じる。
ちなみに、酔ったときの性格は抑圧された自分が解放された状態になると言われる。だからおとなしい人の場合、普段はもっと騒ぎたいのに・・・ということだろうか。しかしどうにも納得いかないのは、僕は普段のままだと思う点である。普段から、そういう意味では攻撃的だし、あまり怒らないのも変わらない。だから酔ったときの僕の楽しそうな姿を見て、ああ、かお。さんは普段よっぽどストレスで、つまらない毎日を過ごしてるんだなぁって思われたらちょっとどうなのだろうか。
さて、話は変わって。
僕自身は、そういう楽しくなる酔い方である。”だからお酒が好きなんだろう” そのように思われるかもしれない。しかしそれは正確ではない。僕の場合、お酒は単純に味が(も)好き。だからビールなどは苦いと言われているし、僕自身もそう思うが、その味が大好きなのである。しかしビールテイスト飲料は苦手なので、アルコールの存在も大切なのかもしれない。
お酒は大好きなのに、あまり量を飲めないのはちょっと残念でもある。お酒がつよい人と飲むと、中途半端につきあえるので、その途中でギブアップになってしまう。もう僕も30歳という、いい大人どころかおじさんになりつつあるので、「大人の飲み方」をこれからは追求していきたいと考えている。
ご意見等は kaokao.hihi [at] gmail.com までお願いします。