ノンケという存在。

ノンケ(同性愛じゃない人)がスキという人が一部いる。だけど大半のゲイにとってノンケは特に意識されない存在ではないかと考えている。
確かにスキがあればボディタッチをしたりだとか、着替えを見ることができて喜んだりはあるかもしれない。それは別にノンケに限ったことではなく、ゲイである以上、同性のそういう姿にはついつい目がいってしまうものである。
しかしノンケということでブランド化しているようなことが一部あり、それはおそらくそれぞれの立場からくる意識の違いではないかと考えている。ゲイにとって、セックスができることは、非常に重要である。隙あらば狙っていると言っても過言ではない。
そこでノンケという存在は、基本的には性的な関係になることは非常に難しい。しかしだからこそ、とりあえず試してみたいという気持ちが存在するのではないかと思う。それがノンケがモテるという話につながるような気がする。
実際の恋愛をするとしたら、ノンケとの恋愛は非常に困難であることが想像できる。まずは相手が付き合ってくれなくちゃいけないし(それはすごく困難?)またもしつきあえたとしても、その先のこともたくさんある。
ノンケをスキになるということは、そういう数々の困難を乗り越えなければならないし、色々と難しい部分がある。
それはゲイが女性から告白されて、すごくいい子だったとしても、そうやって付き合う恋愛が幸せなのか。っていう問題と同一だと思う。セクシャリティというのは、やはり非常にデリケートなこと。
もちろん相手のセクシャリティは関係なくスキになることもあるし、それを伝えたら案外うまく行くこともある(実際そういうカップルもいるし)。だから全部が全部っていうわけじゃないんだろうけど、ノンケという存在はやっぱりゲイにとって、なんとも難しい存在だと思う。
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