あっちいけ。こっちくるな。

僕は日常では絶対に泣かない。おそらくプライベートにおいて、仕事を含めた普段の生活の中で涙を出すことはデメリットにしかならないと考えている。
そう理解している僕だけど、Sの彼には本当によく泣かされた。
そして僕はなぜか、本当に理由がわからないのだが、ベッドとかで「あっちいけ」とか「こっちくんな」と言われると、すぐ泣くのだ。いや。恥ずかしいんですが本当の話。最初のSの彼で、言われたときにいきなり涙が溢れてきた。その言葉を冗談て言ってることもわかってるし、彼が僕に期待しているリアクションが涙じゃないことも知っている。にもかかわらず涙がどんどんと出て止まらなくなってしまった。
違うSの彼の時。やはり偶然に「あっちいけ」と言われたのだが、この時もやはり同様に涙が止まらなくなってしまった。不思議だw
ちなみに泣いたとき、2人の彼がした共通のしぐさがある。僕は泣くと自分でもびっくりしてまずは顔をそむけるのだが、必ず目に手を当ててくる。本当に涙が出ているのか、嘘泣きなのかを確かめているんだと思う。2人とも最初はそうしてきた。
そしてその次は、アソコを触ってくる。これもなぜか共通している。まあ半分大きくなっているそれを確かめると、相手はますます僕のことを責めて来るんだけど(涙
そしてなぜか、というよりSの怖いところだけど、泣くとわかると必ず次から何かのタイミングで、そのフレーズを言うようになる。これも2人共通。最初は楽しく甘い時間を過ごすんだけど、一定の時間が経過すると、必ず泣かせるようにしむけてくる。もう表情が「いじめるよ」っていう顔になるのだ。本当に些細なことで、「ふーん。そんな生意気なこと言うんだ」とか「今日した○○のことちゃんと誤って」とか。謝罪するような内容じゃないことを、わざと言ってくる。それについてちょっとでも刃向かうとすぐ泣かせようとしてくる。こうして思い出しながら文章を書いている今でさえ、ちょっとウルッときている。
ここで重要なのは、僕は別に悲しんでいないということである。泣くぐらいだからひょっとしたら悲しんでいるのかもしれない。だけど半分おっきくなるように、僕の自覚している感情は興奮もだいぶ大きい。
理由は全くわからないのだが興奮と涙という組み合わせはアリなのかもしれない。僕はさんざんMだと行ってきたが、いわゆるMらしいMではなく、ただこの1点が大きすぎるような気がして、僕はMだと表現しているのである。
しかし初めて告白した。なんか恥ずかしいなw
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