過去の日常

ゲイ・バイとして過去のまとめ。30代の悩み。考え。日記。30代のカップルです。

気をつけて。と言えなかった僕。

   

たくさん遊んだあと、あたりまえだけど別れの時間が来る。「今日は楽しかったよありがとう。また遊ぼうね。じゃあね」そのように言って友人との別れである。

友人たちのほとんどはそのようなときに、「じゃあねバイバイ。気をつけてね」そのように声をかけてくれるのであった。

女性からも言われる。タチの友人であってもウケの友人であっても。妹であっても親であっても。みんなからそのように言われたことがある。もちろん夜道では何も起らないし、妹やウケから言われたら、「気をつけるのはお前だろ!」と心のなかでつぶやいていた。

しかし一歩引いて考えてみると、この気をつけてという言葉は大変に素晴らしいのではないかと思う。昔からの友人であればじゃあねとか、バイバイとか、またとか、おつかれという数々の簡単な言葉で挨拶は終わり。しかしそうじゃないと、バイバイの挨拶のあとに、ちょっとした気の利いた一言が付与される。それがこの言葉である。

本当に心配しているとか上辺だけとか、そういうことはあまり関係ない。この一言が言えるだけですごいことだと思う。なんだかちょっと恥ずかしい感じがするし、何も起こらないんだからわざわざ言うまでもないと思っちゃうし。

だけどこの気遣いができるというのは素晴らしいことだと思う。なんとかこの言葉を使いこなせるようになりたいと思う。
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