過去の日常

ゲイ・バイとして過去のまとめ。30代の悩み。考え。日記。30代のカップルです。

彼とアボカドの話。

   

アボカドが大好き。自分でもよく買って食べている。
彼はアボカドを僕と知り合うまでは食べたことがなかったみたい。「そんなハイカラな物は新潟にはなかったの!」冗談で言っている。

料理について、最初は彼よりも僕の方が料理が上手だったと思う。もともと料理をよく作っていたし、食材もいろいろな物を利用していた。なにより僕の料理のベースは、居酒屋のおつまみであった。
うれしいことでもあり悔しいことでもあるが、ほとんどの料理について、僕よりも彼よりの方が上手になった。最初の頃は彼はレシピに忠実であり、基本的な調理方法や味付けを身につけていた。今となっては、ある程度は自分の量で調整しているようである。
僕は料理が上手になるまでには時間がかかる。レシピの一つ一つを疑うからだ。

そしてアボカド。これも彼の方が調理がおいしくなってしまった食材の一つである。

初めてアボカドをリクエストしたとき。「なにそれ。買ったことも食べたこともないから無理」そのように言われた。んじゃオレが自分で調理するから買っておいて。そのように最初はお願いしたのであった。
「アボカド買っておいたよ」と彼に言われて、冷蔵庫を除いてみると。そこにあったのは真緑のアボカドであった。

彼はアボカドの食べ頃を知らなかったようで、いわゆる一般常識に照らし合わせた、緑=新鮮という方法論であった。

初めての頃のこのようなミスを経て、今では彼の方がアボカドの料理はおいしい。僕もマネして味付けを頑張ってみるのだが、彼のそれには叶わない。とても悔しい思いをしています。
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