ゲイの分類。

いわゆる “普通” っていうのは、至る所に存在している。ゲイも例外ではない。一般人が考える「普通のゲイ」って女性言葉を使う、いわゆるオネエという認識が広まっていると思うしかしゲイが考える一般的なゲイってなんでしょうか。っていう話。
僕が友人とか知り合いとかのゲイを通して感じていること、それはやっぱりどこかで女性的な部分があるということ。
ゲイは必ずしも女性になりたいってことではなく、自分は男性のまま男性を恋愛対象としていることが多いと思う。
だから性同一性障害というのはゲイの中では結構珍しいと考えている。
しかしいわゆる一般的なゲイを考えたとき、その「一般」は、どうしても2つに別れる。やはりそれが男性的か女性的かという話。
男性的なゲイと女性的なゲイというのはやはりどうしても存在している。それらが入り交じった人というのももちろん一定数いるが、比較的どちらかにポジションをおいている人が多い。
男性的か女性的かを見極めるひとつとして、女性の友達の多さ。ということが挙げられる。
ゲイに限ったことではないと思うが、ゲイの女性的な人の多くが女性の友達が非常に多い。普通と言っていいのかわからないが、男性にとって仲の良い女性の友人というのは、恋愛関係への第一歩になりかねず、友人関係の維持はそこそこ難しいことだと思っている。そんな考えだから、たくさんの女性と仲良くなるのは難しいだろうとも思う。
それに第一、仲良くなるために女性特有の世界に足を踏み入れようとも思えない。
しかし女性的ゲイの場合、いともその世界に簡単に入り込むから驚く。
男性的なゲイの場合、おそらく社会生活は完全に男性的なのではないだろうか。僕自身はそれに該当するのだが、実はこれに該当する他の人をほとんど見たことがない。ゲイの世界ではネコが多いが、女性的なゲイが多いのも事実である。
そしてこの女性的なゲイの一部がオネエという存在になるように思う。僕自身の知り合いでの生粋のオネエという人は数少なく、飲み屋で会う程度の人しかいない。だからよく分からないのが事実のところである。
そしてオネエは女性を嫌う・苦手意識を持っている人もいるし、すっかり溶け込んでいる場合もある。
何を持って、普通とか一般的と表現していいのか難しい。だけど、少なくともゲイにとって、性格で分けるなら男性的・女性的の2つになるのではないか。もし特徴として分けるのであれば、会話の方法が男性的・女性的となるのだろうか。