過去の日常

ゲイ・バイとして過去のまとめ。30代の悩み。考え。日記。30代のカップルです。

旅行に関する考えが変わった日。

   

※この記事は先日の東北沖地震の前に書いています。一部追記しましたが、整合性は取れていない可能性が高いと思います。

彼と出会ってから僕の意識が大きく変えられたことの一つに、旅行があります。かつて僕は旅行が大嫌いでした。本当に大嫌いで、東京以外のどこにも行きたくないし(たとえ関東近辺であっても)東京の騒がしくてゴミゴミしてて忙しい雰囲気が大好きでした。さらに地方のガランとした、ゆっくりした、自然のある、そういう雰囲気が苦手でした。

と、雰囲気が嫌いと言うこともありましたが、やはり旅行には日程や行程を決める必要もあります。そしてこれも苦手でした。

行きたいところもないし、行くための準備も嫌いだし。だから僕は彼と出会うまでの26年間ぐらいで、ほとんど地方らしい地方に行ったことがありませんでした。せいぜい大阪、鹿児島、北海道、千葉、横浜、茨城などの近場だけでした。もちろん大半は仕事で必要だったからという理由です。

彼と知り合ってから、最初の頃の旅行は抵抗がありました。だって旅行はケンカの原因になったり、四六時中一緒に過ごすことが不安だったり、行きたい場所、乗りたいもの、それらが一致するとは限らなかったからです。楽しみというよりも不安のほうが大きかったように覚えています。

と、ここまで書いておきながら、初めての旅行はどこに行ったのか正直覚えていないんですよね。
ただ初期の頃に行った旅行で、僕が旅行好きになる決定的な事は今でもハッキリと覚えています。そして一番印象に強く残っていて、一番楽しかったのもその旅行。

それは淡路島に行ったときの話です。僕が中学生のころ、忘れもしない阪神大震災がありました。すごく衝撃的なことで、僕と同世代でなおかつ関西圏出身の友人はまず間違い無く、このことを記憶に強くとどめています。不幸にも友人や知り合いが亡くなったり、危機一髪だったという記憶と共に。また当時は関西圏から転校してくる人も何人か見かけました。それほど関東人である僕にも、とても身近なこととして捉えていました。
そして「阪神淡路大震災」と表現されるように淡路島もとても大きな被害が出たと言うことです。

だから僕は人生のとても大きな衝撃を受けた出来事の現場を見たいと思っていました。だけど一人で行くことなんて出来ないし、だれか一緒に行ってくれる人もいませんでした。楽しいかどうかもわからないし。
彼に淡路島に行きたいという話をして、もちろん大阪とか神戸とか明石とか色々まわるような日程を考えてくれました。旅行の勝手がわからない僕はすべて彼にお任せして。

行ってみると、それはそれは楽しい旅行でした。震災というとても大きな災害の悲惨さを目の当たりにしましたし、一方で復興の凄さを見てきました。大阪も明石も神戸もとても印象的で魅力的な街でした。たこフェリーだったかな?面白かったし。

僕には旅行のイメージがすべて変わりました。こんなにも楽しいのか、と。それからは本当に定期的に色々な場所に行くようになりました。僕は飛行機が怖いのですべて国内なんですが。
伊豆も面白かったし、静岡もおもしろかった。佐渡島もよかったし、北海道も。広島、厳島神社もいいですね。まだ主要な都市しかまわっていないんですが、これからもいろいろな場所で色々なことに触れられたらいいなぁと考えています。いずれ海外にもチャレンジ・・・でしょうか。
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http://www.youtube.com/watch?v=kHWLHtUkQaQ


クレイモアがどれぐらい好きなのか動画を撮りました。

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