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2011/04/01 考え(自分関連)
※画像は地震前です。今はおそらく節電でもっと薄暗いと思います
今さらあえて主張するほどのこともありませんが、僕は自分勝手です。他人のことを考えず、自分のことばかりで、自分の思い通りにしたい。そこにはおそらく思いやりや優しさ、相手の立場になって考えるという発想が欠如しているのではないかと思っているのです。
先日大きな地震がありました。そろそろ3週間が経過しようとしています。もちろん被災地は未だに大変なことでしょうし、原発の問題もまだまだ解決までには時間がかかりそうです。東京でも停電が毎日のように行われていますし、節電のため昼間から施設は薄暗いですし、電車の本数も少ない。お店にも入りにくいような状態が続いています。これらのことからも、まだまだ日常に戻るというのは難しいことなんだと実感させられます。
一方で、僕は地震の前後で生活に変化が無いように極めて務めています。もちろん節電などは都民として他人ごとではありません。空調を控えたり、照明を消すのは当然です。そして外食を積極的に行ったり、友人と一緒に遊び楽しむことも積極的でありたいと考えています。
僕は地震に関する記事というのは、数日(地震当日に安否を掲載、翌日に自分の地震体験、翌日に地震で思ったこと最後に募金に関する記事)しか書きませんでした。他の方のブログを読むと、いまでも地震のことについて書いている方もありますし、頑張ろう・必ず復興する。という力強いメッセージを発している方もいます。
僕は地震が発生したときからそのような記事は一度として書いていません。それは何よりも僕自身は想像力が欠如しており、どうにもそのような言葉が出てこないのです。とは言っても、あれだけの大惨事ですから、地震後にいつもの記事を掲載するような気持ちでもありませんでした。色々考えた結果、僕自身に関連する地震のことを書きました。
東京の現状を見ていると、このままでは来年あたりに様々な形で影響が出てくると思います。それは現在のようにお店の営業時間が限定的であったり、人々が自粛ムードだと、当然企業の業績はガタガタになります。例えばデパートなどの業績では、○○年度は営業日が○○日でした。今年度は○○日のため、営業日が1日少ない影響で実質○○円の減収です。という記載があります。1日営業日が違うだけで、年間の業績が変動するのです。今のような状況はそれどころの話ではありません。
企業の業績の悪化は、僕達の給料に直結します。地震の被害が軽微であっても、経済活動の停滞のせいで、消費が萎縮していまします。楽しむ気分になれないというのであれば仕方ありませんが、その控えた結果が、失業や給料の減収を生んでいます。
僕は職を失いたくないですし、まだまだ頑張らなければなりません。しかし頑張ろうにも仕事が無い状態というのは非常に辛いことです。
ということで、話が脱線してしまいました。
僕は思いやりがありません。それは最初に書いたように、幸いにも僕自身は大きな被害がなく、また想像力も乏しいため自粛しようという気持ちが芽生えないからそのように考えています。
一方で、だったらたくさんお金を使って経済を回すぜ!!という、思いやりの欠如は決して悪いことばかりではないと僕は信じています。