過去の日常

ゲイ・バイとして過去のまとめ。30代の悩み。考え。日記。30代のカップルです。

知的障害の友人と女装。

   

友人に知的障害を持った人がいます。知的障害とはいっても、イメージとしては小学校4年生ぐらいの感じです。もちろん年齢は僕と同い年なんですが。

目的地があって、ちゃんと事前にその方法を調べればそこまでは問題なく到着することができる。という感じ。もちろん小4の子と新宿駅で待ち合わせすることが難しいと思うように、実際にその知的障害の友人とはそのような待ち合わせはできません。

原因など詳細はわかりませんがどうも先天的な気がします。少なくとも事故でとか、ケガでということではありません。
一緒にご飯を食べることも出来ますし、会話の殆ども気を使えば可能です。繰り返しになりますが、小4の子と僕が普段使っている言葉での会話が難しいことと全く一緒です。

気を使って話をしていれば、その友人に障害があることなど忘れてしまう程です。しかし障害を感じる時が何点かあります。

一つはメールです。その友人は携帯電話を持っているので、メールや電話をすることが出来ます。しかし文章はすべてひらがななのです。初めてメールをしたのが、ここ2年ぐらいのことなのですが、会話での印象と違って本当に驚きました。
「かおくん。きょうはありがとう。きっさてんでだいぶながくはなしをしたね。とてもたのしかったからまたきっさってんであおう」
みたいな感じです。会っているときの話の中での友人の障害の感じ方と、メールでは大きなギャップがあると思いました。

もうひとつは性的なことです。その友人はなぜか女装癖があるのです。で、この女装癖をその友人が16歳ぐらいのころから片鱗を感じていました。16歳のころに話を聞いたとき、いじめかなにかで、ムリヤリスカートをはかされたというのです。このときはこの話だけで、彼にとってはいじめの体験談ですから決していい思い出ではありませんでした。

そして最近になって久しぶりに会ったとき、女装の話をしてくれました。女性の下着を身につけると興奮するというのです。(射精まで至るのかについては聞きませんでしたが、おそらくそこまではいかないような感じでした)

性癖というのはトラウマがきっかけになるというのは確かに聞いたことがあります。これは事実なのかもしれません。少なくとも友人はそのイジメの時に、女装の一番最初のキッカケを与えられました。そして知的障害ということもあって、理性ではなく本能に従う部分が多くあります。そして女装すると興奮すると。

ちなみに、母親はそれを知っているような感じです。そうしないと女性者の下着とか用意できないですし。(ただそこまでは聞きませんでした)

とても僕は興味深い話だなぁと思いました。
ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ

 - 日常