得意な料理はなんですか。に対する僕の考える模範的回答。
自炊をしているという話をすると、得意な料理を聞かれることがあります。もちろん他の人で自炊している人が入れば、僕もとても興味があります。
そしてこの時、どのような回答をするかによって、その人の料理のレベルが分かるのではないかと僕は考えているのです。
もっともダメな回答は、お腹がいっぱいにならない料理や、和食、妙に手が混んでいる料理です。
ありがちなのは、肉じゃがとか豚汁とか。僕は肉じゃがは嫌いではありませんし、むしろ好きです。が、ここまでお腹がいっぱいにならない、ご飯のおともにならないオカズもめずらしいのではないでしょうか。それならば、焼き魚とか、別にそれって料理してないじゃん!ってことですが、逆に料理をするようになって、焼き魚は片付けなど比較的手間がかかるので、「おぉなかなかやるな」と僕なら思うかも知れません。
難しいのは、「家庭的な」というアピールをするために、そういう回答をする場合があるということです。
卵料理も判断が難しいところです。卵料理はお手軽ですが、その手間を考えると得意料理としている場合の判断は難しいです。
逆にお腹が膨れる料理というのを回答した場合、僕はすごいことだと思います。例えばそれは簡単なところで言えば生姜焼きとか。肉を焼くだけで簡単ですから失敗もないですし、なによりご飯が進みます。こういうおかずを得意料理として挙げてるなら、きっとその人は料理がうまいと思います。
ちなみに、自炊する人でもっともちゃんとしている人の、この質問に対する回答は、「レシピがあれば、何でも作れる」です。これは僕自身も彼もそうだと思いますが、本当にそのとおりなので、なんの反論もありません。こういう人が答える得意料理は結局、その人が好きな料理となってしまいます。
つまり手のこんだ、お腹が膨れない料理で特に和食を得意料理とする場合、ほんとに料理してるのか!って疑ってしまうと。
逆にお腹がふくれる料理を挙げた場合、なかなやるな。と判断するという話です。
ごくまれにお腹が膨れて、手の込んだ料理を答える人もいます。例えばグラタンとかでしょうか。こういう場合は、おそらくその人は一人暮らしをしていないのではないかと。日々作る料理のことなので、あまり手のこんだものを得意料理として答えるのか?という疑問が出てきます。
そして僕。
僕の得意な料理は、餃子と豚の角煮です。どちらもビールに合う。僕はご飯に合うおかずよりも、ビールに合うおかずが相対的に得意です。