過去の日常

ゲイ・バイとして過去のまとめ。30代の悩み。考え。日記。30代のカップルです。

純愛ってあるのかな。

   

男女の恋愛と違って、ゲイの恋愛で純潔を貫くのは相当大変だと思います。まずは何よりもその誘惑が多いことです。男女の恋愛の場合、女性側からの誘惑はあまり無いように思います。(イケメンはあるのかな??)

しかしゲイの場合はどうしても誘惑は頻繁です。友達という存在で少しでもタイプだったりすると、もう不安なレベルで考えちゃうぐらいです。
我慢する、誘惑になびかないという選択を迫られることが不安の材料であって、「誘惑」があるという環境は仕方が無いことです。

純愛というのはとても定義の難しい事だと思います。貞操観念が強いことが純愛と言えるのか、物質的なことを求めないことが純愛なのか。しかしそのしっかりとした定義がなくても、少なくとも身体に関しては、貞操を守ることがこんなにも難しいのか、と改めて認識するのです。

純愛は夢物語かもしれません。それは特にゲイにおいては顕著です。しかしだからといってそれを追い求めなくていいわけでもないですし、またそれが叶うように僕は心底願っています。もちろん身体の関係は派手な方が、快楽という意味ではすばらしい事です。これについては、男性である以上逃れることはできません。しかしその結果として、決して精神の充足は得られないのです。

彼氏一筋でいられるのはとても素晴らしいことだと思います。だいたい僕ぐらいの年齢になれば、性欲も落ちてきますし、そもそも誘惑も(年齢的なことやそれ以外の原因で)減りますから結果的に純愛を実現しやすいと思います。それになんというか、年齢的な魅力というのは、たとえば若いときの勢いのような物はなくなりますが、今度は懐の深さというのが出てくるように思います。

しかし若いうちは身体のみを守るだけでも本当に大変です。誘惑を断ることももちろんですが、自分だけではなく相手も同じように断っているのか不安ですし、やっぱり誘惑があるという状態が不安を高めます。

万が一信じていても間違いが起こる場合もあるでしょうし、それが「裏切られた」という気持ちを抱かせることにならないか心配です。たまたまその人と純愛が成就できなかったとして、「誰とも純愛は絶対できない」と思うことも(痛いほど気持ちはわかりますが)違うと思います。

しかし平均的な人たち以上の人が身体を重視している以上それはある意味で仕方のないことなのかもしれません。
自分のことを棚にあげてですが、もし年上と付き合うとしたら、この純愛を成就できる可能性が高いという部分がとても魅力なのかもしれません。

ブログなどで、まだ経験が少ない状態であることが想像できる人も、出会いをこなし、最初は精神的な満足の追求をしていても、徐々にそれが諦めに変わり、肉体的な欲求を満たす方に走る。
僕はそういう人たちを何人も見てきました。ブログの記述で「昔は乱れてた(遊んでた)」というような表現をしている人は多いのではないでしょうか。

ゲイの世界で純愛というのは非常に難しいのではないかと僕は考えてしまうのです。
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※男女間での純愛も同様に難しいです。ですが、なんというか純愛を成就するための、誘惑が少ないっていう意味で、まだ男女間の方が実現しやすいのではないかという考えでした。

※昨日の記事、彼から事実無根だというコメントを頂きました。どうやら少しずつ読むようになってきてるのでしょうか・・。さすがにウソはまずいから、訂正するような反論記事を書くって言っていました。うぅむ。「言ってない」ってことは無いはずなんですが、記憶違いなのでしょうか。

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