ゲイカップルの日常。(平日の仕事終わり)

つきあって4年もたつので、日々はマンネリです。華やかなことはまったくありません。
ということで、なーんもない日常を少しだけ書きたいと思います。
平日の話。(夜)
僕が仕事が終わるのがだいたい21時ごろです。そして「終わったから今からいくよー」というメールとともに、バイクで向かいます。
僕の働いている会社や家から彼のところまではバイクで15~20分ぐらいです。
途中スーパーに寄ってビールを買ってからいきます。
「おつかれー」と言いながら相手の家に帰ります。「今日のごはんは?」という感じで着替えたりビールを飲む準備をします。
彼は「んじゃごはん作るよ」といってごはんの準備をします。僕はその間ビールを飲んで待っています。(今は一緒に作るようなことはありません)
そしてご飯ができあがって、一緒に食事。僕は食べる速度が早いのですぐに食べ終わります。もちろん食事中は、今ってきゅうり高くない?とか、これって味付けに何使ったの?とかそういう他愛もない話をしています。
僕:「さぁ食べ終わったよ!」「まだ半分しか食べてないの??!!遅い!」
彼:「あんたが早いんんでしょ。だから太るんだよ」
もしくは
僕:「ほらテレビ見すぎ!あんたはテレビに夢中になりすぎるんだよ。チャンネルかえるよ。しょーもないドラマでしょどうせ。」
彼:「だってみちゃうんだもん。テレビぐらい、いーでしょ」
もしくは
僕:「ほらまたご飯が茶碗についてる!ちゃんと粒も残さずに食べて。コメはあんたのお父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんが一生懸命つくってるんでしょ。僕なんて親から『お米はお百姓さんが1年かけて作ってるんだから・・・』って言われてキレイに食べるように言われてたんだよ。実家でコメ作ってるくせにそんなんじゃ、オレはいったい親から何を教わってきたのかわからんないじゃん!今度あんたのお母さんにいいつける!」
彼:「コメ作っているウチがなんにも言われてないんだから、あんたのお父さんが間違ってるんでしょ」
というやりとりが頻繁にあります。書いたおりですが、僕の話す言葉の3分の1ぐらいしか彼は話しません。
食べ終わったら、お風呂に入るか、僕は追加でもう少しお酒を飲むか。しばらくぐうたらします。
そして耳かきです。僕がしてもらう方です。耳にはよくないんでしょうが、会うたびにしてもらっています。
「はいじゃあ耳やってもう寝よー」という感じ。
布団に入ってからは
僕:「んじゃ今日は先に寝てね」
彼:「無理。すぐは寝れません」
僕:「しょーも無いこと考えているからでしょ。布団に入って目をつぶってれば5分しないで寝られるはずだから。そうやって」
彼:「あんんたじゃないんだから無理でしょ。そんなすぐ寝られたら苦労しないの」
僕:「じゃーすぐに寝られるように少し身体揺らしてあげるから」
彼:「そんなんしたら余計に寝られません」
というやりとりもほぼ日課です。
こうやって文章に書き起こしても、また実際にそのように生活している僕にとっても、まったくつまらない、そして安定した毎日です。