ゲイカップルらしいってなんだろう。

いわゆる普通のカップルとゲイカップル。基本的には同じです。しかしちょっと違う部分があるのも事実だと思います。一番の違いは、やっぱり道で手を繋ぐことに抵抗があるということではないでしょうか。手をつなげばきっと奇異な目にさらされる事になってしまうでしょう(とはいっても僕は外で彼と手をつないだことが無いので実際に回りのリアクションはわかりません)
もちろんそんなことは、やってみなければわからないし、やってみたらで意外になんとも無いのかもしれませんが、そんな勇気はありません。
相当に酔っぱらったときなど、かつては手をつないだりしたこともありますが、そのときは僕は残念な事に泥酔のため、周りの反応を理解できる状況には無かったですし。
しかしそれ以外の大体は男女カップルと同じです。食事もそうだし、出かける前には僕が待たされるのもそう。デートする場所もそうそう変わりません。
そしてゲイカップル特有なのが、銭湯の場合です。男女であれば、スーパー銭湯や温泉などを楽しむのは難しいと思います。お風呂には別々に入ることになりますし、一緒に行動するのはお風呂を出てからです。
しかしゲイカップルの場合、お風呂に入って一緒に行動することができます。これはとても楽しいことだと僕は思っています。確かに一緒に入って他の入浴している人をジロジロみるような楽しみ方をする人もいるかと思います。が、僕はそんなことを言っているのではありません。次はあのお風呂に入ろうとか、ちょっと外の風に当たってくるなどという感じで露天風呂に入ったり。そろそろ日の出が見られるよ。なんてちょっと早起きして景色を一緒にお風呂で楽しんだり。
そういうことが楽しめるのはゲイカップルならではだと思います。しかも別に恥ずかしいことじゃないですしね。
一方で、ちょっと抵抗があるような事があるのも事実です。一つは観覧車。夜の観覧車に乗ると、とても雰囲気があります。男女で一緒に乗っていればそれは100%カップルです。じゃあ男性同士の場合は?別にすごく抵抗があるわけじゃないですが、周りからの目が少し気になるように思います。また以前にも少し書きましたが、ホテルのカップルプランとか、ダブルでの予約とか。こう言うのもまたちょっと気になります。
しかし手をつないだりキスをすること意外であれば、まったく普通の日常です。もし他のゲイカップルが手をつないでいたら、きっとうらやましいという目で僕はそのカップルを見てしまいます。僕もそれをする勇気があればいいんですが。これは切実な問題ですね。