過去の日常

ゲイ・バイとして過去のまとめ。30代の悩み。考え。日記。30代のカップルです。

秘密は2種類あります。

   


秘密。なんだかとても艶(ツヤ)のある感じがしませんか。ごく普通のことであっても秘密にしたとたんに、なんだかとても見てはいけないもののような、知ってはいけないことのような雰囲気がただようから不思議です。

秘密には大きく分けて2種類あると考えています。
それが「教えたくない秘密」と「伝えない秘密」です。
※”状態” なのかもしれませんが・・。

教えたくない秘密というのは、おそらく一般的に使う意味での秘密だと思う。秘密の状態を維持するために、隠したり欺いたり。とにかくそれを教えないために積極的な隠匿活動を行います。

もうひとつの、伝えない秘密というのは、積極的に秘密にしなくても、あえて公開するような事でも無いこと、です。自分から伝えないという方法を取ることによって、相手が隠していると感じることもあるでしょう。しかし大半はあえていう必要もない程度の事であることがほとんどです。

そしてオレはこの伝えない秘密が結果的に多いような気がします。
例えばオレは子供の頃からタオル的なものが無いと寝られません。まあよだれやら鼻水やら涙やらの体液もろもろからガードしてくれて、便利ではあります。しかしタオルが無いとどうも落ち着かなくて寝られないのです。で、まあこのような話題の記事だったのであえて書きましたが、そうでもない限りわざわざ伝えたりしませんよね。だからこういう類を秘密だと言えば秘密だし、伝えていないだけとはいっても、相手からすれば隠していると受け取られる可能性があります。

秘密というのは、たまに交渉事でカードにされることがあります。ゲイをバラす!みたいな感じで。(もちろん例です。オレはこのセリフをかつて1度しか言われたことがありません)
ただ大半がオレにとって伝えない程度なので、むしろ交渉事のカードに使われるぐらいであれば、ちょうどいい機会なのでみんなに伝えるかぁとむしろ肯定的に思えることがほとんどです。

※ちなみにオレはちょっと前にゲイとは関係のないところで、裁判沙汰の一歩手前まで行きました(まぁ一歩手前とは言っても訴えられたんですがw)。そして先方は恐らく交渉のカードとして、このまま裁判沙汰になると裁判の事が会社にバレますよ。会社での立場もあるでしょうから、争っていることは公にならない様にして・・・和解を・・・などという事を本当に言ってくるのです。あぁ。そういえばわざわざ会社に隠すような悪いことをしたから裁判になるわけじゃないから、ちょうどいいので、裁判になりそうなことを伝えようと。そして結果として会社の何人からか協力をいただけたのは、今となってはいい思い出です。そして相手からは裁判のことが会社にバレるという交渉のカードがなくなり。オレとしては「伝えなかった状態」を解消できました

脱線しました。
ということで秘密には2つの種類があります。そして「伝えない秘密」というのは、受け取り手の善意によって成り立っているのです。聞けば教えてくれるだろう。でも聞かない。と。で、今後「知らない勇気」という感じの記事にしたいと思いますが、すべてを知ることはとても素晴らしいことだと思います。しかし何も知らないという状態も、同じぐらい素晴らしいことだとオレは思っています。
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