M の見分け方。
※画像はオレです。
SとかMについて大半が「どちらでもない」というポジションに位置すると書いた。
しかし実際には、ドMだとかドSだとか激しい表現をしてくることが多い。
オレはこれについては非常に疑わしい事だと思う。だいたいドがつくほどのSとかMっていったいどこまで激しいのだろうか。Mだったら行為の延長で死んでも良いほどなのか。Sは血が出るほど、相手を殺すほどの何かをしたいと思うのだろうか。
一番ひどいのが、SもMもできるというパターンである。確かに自分をアピールするような場面で、相手のポジションが分からないとき、どちらにもつかない表現をすることはよくある。しかし相反するS/Mが共存することなどあり得ないと考えている。
オレはSなのかMなのかと聞かれた場合、絶対的にMである。これはもう前回の記事にある数直線上では、80あたりだと思う。
しかしSとしての役割も果たすことができる。これは前言を翻(ひるがえ)すような事だが、待って欲しい。あくまでオレはひどい方のMなので、自分がやられたときにドキッとするような事をすれば、Sとしての役割が果たせるのである。このとき相手がMだった場合には一通り満足してもらえる。
ただしオレは実際にはMなので本当のSにはなれない。MのオレからすればSの発想や態度、プレイには関心しきりである。
例えばMのオレがする、非常に簡単なS的な行動の例を挙げると、正常位でセッ スをしているとき、手をつなぐというのはごく普通だと思う。もしくは腰のあたりに手を添えるなどだろうか。しかしこのときに手首をつかむ。するとそれだけでいつもとは少し趣向が変わってくるのである。ちょっとしたレイ てきな雰囲気が出て、Mの相手はきっとドキッとしてくれるはず。
なおまだ自分でS/Mが分からない人もいるかと思う。こんな時簡単な見分け方がある。
突然の会話の中から「パンツ脱いで」と誰かに聞いてもらえばいい。
「何で?」とか「ちょっとまってよ」とか「いきなり何?」など、自分に気持ちが向かっていけばそれはMの要素を持っている。
逆に「おまえが脱げよ」とか「は?意味わかんねーよ」といった、相手に対して気持ちが向かっていけば、それはSの気質を持っていると言うことだと思う。
オレは・・パンツ脱げよと言われて、「えー。まじで。オレのチ コ見てくれんの?」と友人に回答した。酔っていた流れとはいえ、いいすぎたと言ってから後悔した。