心と体の一致(性的な話:エロじゃないよ)

年齢とともに、性欲が落ちてきたという話はすでに書いたと思う。
個人差はあるにしても、まあこれは仕方が無いことだろう。
しかし何事でもそうであるように、かわりの考え方が出てくる。それが精神と肉体が一致させるということである。
イク。その一言は非常に簡単であり、今まで軽視してきた。より充実した1回という考えよりも、まずは数を多く。そのように考えていたのである。
男性がイクときというのは、非常にデリケートである。思いがけずイってしまう場合も当然あるし、イきたいという気持ちは非常に高いものの、実際には全然イカない場合だってある。
あるときは時間のリミットから、そろそろとりあえずイっておかないと迷惑になっちゃうかな。という気遣いの時さえある。
昔はとにかく数をこなせばよかった。だからたとえ1回の気持ちよさがたとえ少なかったとしても、それは次や、その次でカバーすればよかった。実際、リベンジする機会はふんだんにあると言ってもいいかもしれない。
しかし今ぐらいの年齢になってから、イクことができる回数に制限がでてきた。それはリベンジする機会が減るということもあると思うし、なにより最初に書いたように、性欲の低下でもある。一度イクと、復活に時間がかかるか、復活しない(できない)という、なんとも情けないことになってしまうのです。
そこでやはり、精神をしっかりと高ぶらせてから、ピークを迎えたいと考えるようになった。それにやっつけではイキにくいし。
そういうことを意識するようになって、1回当たりの気持ちよさというのは、昔に比べると上がったような気がする。
例えば昔だったら、ちょっと気持ちいいと、すぐに1回出しておくっていう発想につながった。口でやってもらっている間に、気持ちいいしこのままイケそうだからとりあえず一発出しとく。っていう感じ。
もちろんそれも悪くないし、それが若い時のプレイだった。だけど、今はそこで1回出すわけには行かない。それ以降が続かなくなってしまう。だからそこはぐっと我慢するのである。(あと全体的にイクのが遅くなるって言うこともあるので、意識しなければいつまでもイかないってことも可能だと思う)
そうやってイカないことで、最後にイクとき、十分以上に気持ちいいのである。それは最初の快楽ですぐに達しないことが理由の一つだと思うし、興奮を持続させたまま次のプレイに移ることが理由だと思う。
興奮が維持された状態から達するというのは、若い時のように興奮のピーク=イクだったときに比べて、充実という意味での満足感、快楽の大きさという意味での満足感は大きい。それはとても幸せなことでもある。
ただ、ただ、やっぱり回数をこなせないことが唯一にして最大の問題なのだ。
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