過去の日常

ゲイ・バイとして過去のまとめ。30代の悩み。考え。日記。30代のカップルです。

長期的な恋愛のこと

   

この世界では長期的な恋愛を実現することが難しいことは確かずいぶん前に書いたと思う。しかし最近は、比較的長い恋愛をしている人が多いのではないかと思うこともある。
ただし若い頃というのは、次から次へと恋人ができるし、場合によっては付き合っている最中にも候補として、次が待っている場合もある。

そういう恋愛なので、Aさんと付き合っているのかという認識だったらいつのまにかBさんに変わっていたということはあり得る話である。そして僕はその事実を知らずに、Bさんに変わっているにも関わらず、まだAさんと付き合っているのか。ずいぶん長いな。と。

また付き合っているかどうかを知る手段が昔に比べて増えた。昔はそれを知る手段はほとんど無かった。結局は本人の自己申告である。しかし最近はTwitterやmixiそのほかで申告すれば、それは当事者だけでなく、そのページを閲覧できる人が、その事実を知ることができる。

その辺が昔と違うところである。だからAさんもBさんもCくんもみんな恋人いるのかー。っていう印象を持つ可能性もある。

しかしそれでもやっぱり、様々な年齢の人たちが、それぞれ恋人と楽しそうにしているところを見ると、すごいなぁとかつての自分と重ねて、考えてしまうのである。

長期的な恋愛が難しいのはいろいろな理由がある。もちろんそれは制度としてのこともあるかもしれない。だけど、やっぱり肉体的なそれと、お互いの主張も大きな原因ではないかと思う。

いろいろな人がいる。たとえば毎日連絡が欲しいという人。たとえば常に一緒にいたいと言う人。インドアで常に室内がいいという人。外で遊びたいと言う人。お酒が好きだったり旅行がスキだったり。音楽だったり、映画だったり。

趣味については、長期的な関係を築くことにおいて重要なのだろうか。知り合うきっかけにはなるかもしれない。でも長い関係を築く場合にはどうなのだろうか。

ちなみに僕と彼の場合は、趣味はまったく一致しないし、好きなもの・こともほとんど一致しない。

長く続く人たちのパターンというのを知りたいが、まったく分からないというのが本当に正直なところ。ただし、いくつか当てはまりそうなことがあって、それが20代後半ぐらいから、長期的に付き合う可能性が出てくるというものである。
たとえば僕の何人かの友人で、もちろん当時もあまり続かなくて、今もあまり続かないという人はもちろんいる。

だけど何人かの友人は20代半ば~後半ぐらいになって、恋人を見つけ、少なくとも数年間の恋愛をしている人がいる。こういうのはとても気になる事例である。そしてこれは僕にも当てはまっている。

たとえば僕のことを言えば、年齢があがるにつれて、遊びにくくなったというのは事実である。昔は頻繁に(肉体的なことは別としても)お酒を飲んだり、ご飯を食べたりしていた。その結果として恋人をないがしろにしているような印象を与えてしまったかもしれないし、付き合っている人の存在は遊ぶという意味では重荷だったかもしれない。そういう考えが態度にでて・・・というスパイラルを生んでいた可能性はある。

また、それを実現できるだけの時間もあった。今は仕事も忙しいし、新しい刺激よりも既存の関係を深めることが重要だと考える自分もいる。でも当時は違った。

あとは何よりも、落ち着きたいと自分自身が考えるようになったというのもある。

友人たちがすべてそのパターンなのかは分からない。ただ、落ち着きたいという気持ちは個人差があるにせよ、やはり年齢とともに強くなっていく傾向があるように思う。そして肉体的にも精神的にもそのバランスがよくなるのがその年齢ということではないか。

ただし難しいのは性格に関する部分。僕がそうであるように、落ち着きたい。長期的な恋人が欲しいと思っても、性格はなかなか変わらない。だから性格に関する理由で独り身の場合、それを解決するのは非常に難しいのではないかと思ってしまうのである。

友人で、完全に自立している人がいる。仕事もそうだし、いろいろなものすべてに。たとえばすでに家を買って持っているし、ごはんも自分で作っているし、ペットも飼っているし。

こういう場合、男女の恋愛でもありがちな、自立しすぎている故に恋人が見つからないという可能性はあるのだろうか。とても興味深い。
そしてこの友人は最近になって恋人ができたみたい。僕が上記に挙げたようなパターンに当てはまるのか大変興味があるのです。
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※上記で挙げた友人は1ヶ月もしないうちに破局になってしまいました・・・。

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